葡萄えん日に日に伸びて形ずく退職あとに働く息子
ふ
髪染めずパーマもかけぬこの老いを言わず語らずいたわる息子
トマト西瓜にピーマンシシトウとハウスの中は野菜でうもる
人様の世話になりつつ人生を九十二歳はここまで生きた
長生きも良しやあしやと思う時友と食事の日どりを決める
最愛の友のメールもきずかずに惚け老人はぼんやり生きる
菜園に振り回される日々なれど力の限り受け止めゆかむ
農業は苦労はあれど四季ををこえ自然を相手に楽しみのあり
生き甲斐は子供三人居ることと友と食事の九十二歳
我が歩み何処え向い踏み出さん気は確かでも涙もろかり
お互いに老人惚けも間近なり同窓四人で食事の時間
折々に電話で無事をたしかめる友あるいまをまこと喜ぶ
仕事着に着替えてい出し菜園に鍬持つ老いは脚のよろめく
ふ
髪染めずパーマもかけぬこの老いを言わず語らずいたわる息子
トマト西瓜にピーマンシシトウとハウスの中は野菜でうもる
人様の世話になりつつ人生を九十二歳はここまで生きた
長生きも良しやあしやと思う時友と食事の日どりを決める
最愛の友のメールもきずかずに惚け老人はぼんやり生きる
菜園に振り回される日々なれど力の限り受け止めゆかむ
農業は苦労はあれど四季ををこえ自然を相手に楽しみのあり
生き甲斐は子供三人居ることと友と食事の九十二歳
我が歩み何処え向い踏み出さん気は確かでも涙もろかり
お互いに老人惚けも間近なり同窓四人で食事の時間
折々に電話で無事をたしかめる友あるいまをまこと喜ぶ
仕事着に着替えてい出し菜園に鍬持つ老いは脚のよろめく
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